塗り替え時期はいつ?

わが家の塗り替え時期はいつなのか

理想的な塗り替えの周期は、木部と鉄部は5年ごとに、外壁や屋根は、10年ごとに塗り替えるのが理想だと言われます。

しかし、これはあくまで理想的な目安となります。
それぞれの家の状況によって変わってきます。

そこで、実際に自分の目で確かめられるような簡単なチェックをしてみてください

先ずは、外壁については次の4項目についてチェックしてみてください。

チョーキング

「チョーキング現象」とは、太陽の紫外線によって塗料が分解され、粉状となって析出されたものです。

外壁を素手で触った時に手に塗料の粉が付いてきます。
塗料が粉化してしまい、水をはじかずに、防水性能がなくなった証拠です。

塗り替え時期の目安の一番簡単に判断できる方法です。

はがれ

前回の塗装時に密着不良があった場合によく見られる現象です。

順番にはがれが進行していく可能性は高いです。

ひび割れ

誰でも一目でわかる外壁チェックの代表格。

ですが、業者に大袈裟に指摘をされる場所でもあります。
地震が多い日本では、大抵の家には数か所は発見されます。

コケ

日が当たらない北面によく見られる現象です。

塗料本来の防水性能があれば、こうしたコケやカビは生えてきません。

コケやカビが生えてきたらそろそろ塗り替え時期と判断できます。

どうでしょう? 4つのチェック項目のうち2つ以上該当する場合は要注意です。
のんびりして何もしないと、余分な費用がかかることになってしまいます。
特に、屋根は雨をまともに受けているので、早期に対応が必要です。

塗装工事は「お化粧」と同じ

塗装工事は、お肌のお化粧と同じだとお考えください。


お化粧で肌を紫外線から守るように、住宅の外壁も紫外線から守る必要があります。

そして、その紫外線がお肌のシミの原因になるのと同様に、住宅の外壁の場合は、色落ち、白化、シーリング目地の劣化、などから水分が侵入して建物の劣化を引き起こすのです。

このような状況を防ぐために、早期に保護力を高めるために塗装が必要なのです。